2008年01月23日
京女は芯がつよい!?
優雅でしとやか、美人でおしとやか、多くを語らない等かしら。
またワインを京女にたとえて「京女のようなたおやかで芯のあるバランスのとれた味」とのキャッチフレーズとなっていたりもします
女らしい女性の代名詞として<東男に京女>とあります。最高の取り合わせを表したものですが、東男を引き合いに出しているところからすると、江戸期以降の評価でしょう。
京女の確たる定義ははっきりしていませんがそれぞれの時代の持つ女らしいというイメージでの理想の人なのかもしれません。
小野小町や紫式部などの有名人は語りつくされていますが、市井ではどんな女性像が多かったかというと働き者ばかりであったようです。詳細については省略しますがこのように市井で女性が働くのは当たり前であった時代は長く続きました。そして、女行商人(販女)の多くは,夫の仕事を援助していたのではなく,商人として対等に働いていていたようです。
このことから京女は単におしとやかな美人を言うのではないのでしょうね。
内に秘めた芯の強さ、情のこもった客あしらい、そういった商才の遺伝子は形成されているようです。
私の周りの友達の多くもぱっと見はおしとやかなお嬢様が多いですが付き合ううちに芯の強さは感じます
住む土地により性格も決まるというのは一理あるかもしれませんね。都会と田舎育ちでは習慣や考え方が違うというのも納得です。