昨日の公開討論会に参加しました
流れとしては、
①候補者が2分間スピーチ
②質問について各自述べる(予め回答いただき冊子で配られてある)
③その質問に関して4人で討論する
*幾つかの質問があり②と③が繰り返される
というものでした。
①では3氏が京都市の不祥事問題の根絶を強調。
②については、京都をどのように世界にアピールしていくべきか、環境問題の取り組みについて、景観の規制に関して、教育問題、地域コミュニティーについて等。
内容の一部をお伝えします
環境問題の取り組みについて
「高速道路を作るべきか」という討論では作るべきと2名、必要ないと2名が回答。
作れば他府県からの観光客も多くなり京都から外に向けてのビジネスも盛んになるという某氏。
その意見に2人は反論
環境問題としてペットボトルリサイクル等に取り組んではいるもののそれではほんの僅かしか効果がなく大部分はCO2が占めており減らす努力をしなければいけないのにそれはおかしいのでは(村山氏)京都では百貨店無料駐車場を渡すのが当たり前であるが神戸では規制されているのでそのようにしたい(某氏)
渋滞・大気汚染を増大させ財政を圧迫してまで作る必要があるのかと考えると疑問です。
この方の意見に納得です
http://blog.goo.ne.jp/y2sakaki-b/e/7422722b6d0c5d654fe37bb1a61028f1
教育問題
教育についての問題点を挙げてのご回答をということで、3氏は教育の格差について挙げられました。
一部の目立つ学校にばかり資金が充てられることにより他の学校の資金が削減され義務教育でありながら平等ではない実態を変えることを3氏は強調。
一方某氏は問題点を挙げることなくこうしたい、ああしたい京都市の教育は素晴らしいとお話されていました。話が飛びすぎてあまり覚えていない中で印象的だったのは全国の学校ではクーラーがまだ数パーセント程度しか設置されていない中で京都は全学校に設置しているという発言。それに対し、そういうことが問題ではなくそのような資金があるならばまずは先生を増員させて手厚い教育をしたいと村山氏
この問題については随分と考え方に開きがあると感じました。
討論も終盤となりキャラクターの違いは実感しましたが考え方として重なる部分が多い村山氏と某氏。その辺りで強烈なインパクトがないのでは。。と思っていたところ最後に
村山氏が他の方と私が違うのは場所や箱物を作ったりせず、出来るだけお金を賭けずに事業をしていくということです、ときっぱりおっしゃいました。
地域コミュニティーに関しては小学校の教室を有効活用することを提言され、
このお金を賭けずにという点では全ての政策に関して一環しているということです
この発言に関しては大きく頷いていらっしゃる参加者が目につきました
財政難であるにもかかわらず、地下鉄は延伸し続けていきたい、また西南の方には円形のモノレールを作りたいと述べられた候補者もいました
初めて公開討論に参加しましたが非常に面白いものでした。
市長選の争点が明確になってきたのではないかと思います。